平成22年度サンタ村活動報告(10/23-10/24)


1, はじめに

 平成22年度の児童遊園地敷設による「子育て支援」事業は、独立行政法人 福祉医療機構社会福祉振興の助成事業として、10/23(土)・24日(日)の両日に亘って、滋賀県草津市矢橋帰帆島公園(大はらっぱ広場)で実施しました。
 なお、NPO法人あかるくする会は、このような社会的な福祉活動を「青少年の健全育成ための社会的なボランティア活動」(子供達の健全育成のための遊び場提供活動)と位置づけをしたうえで、帰帆島公園、管理事務所のご支援とご協力を得ながら毎年実施しています。今年も盛大に開催できましたこと、貴法人福祉医療機構社会福祉振興事業部の皆様ほか、関係者の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

2, 実施概況

 児童遊園地開設に伴う実施概況については「事業計画書」に基づいて運営委員会を開催しながら実施しましたが、10/23(土)の入場者数(約1500人)は、前回を大幅に上回り大成功でした。特に、午前中は、子供が喜ぶ玩具や大人用の教育参考本をプレゼントしたために、開園前から150人ほどの行列が出来ました。なお、24日(日)の入場者数(約800人)は、午後2時半頃から、小雨模様となりましたので、前回を上回ったとはいえ、目標の1000人を少し割り込みました。
 しかし、お父さん・お母さん・おじいさん・おばあさん・子供たち等の入場者総数は、10/23(土)の午前中が700人、午後が800人程度の入場者数でした。また、24日(日)は、午前中が500人、午後が400人程度の入場者数でした。ただし、子供の入場者数は、23日が900人、24日が500人程度でした。また、両日共に怪我人等はなく、安全を重視した予定通りの活動を実施することが出来ました。このことに関しましては、ひとえに独立行政法人福祉医療機構様ほか、関係者の皆様方のお力添えのお陰と、心からの感謝を申し上げます。
なお、両日の準備活動から終了までの活動概況について、写真を添付しながら、以下に簡潔に報告させて頂きます。

3,写真による活動報告

<10月/23日~24日の活動内容・・・別紙「当日の準備と運営」等参照>
 平成22年10月23日(土)は、朝から絶好の晴天でしたので、午前8時30分に遊具の保管倉庫へ集合し、遊具その他準備物を軽トラックほか2台の車に積み込んだ後、一路「帰帆島公園」を目指して出発し、午前9時30分頃に現地に到着。早速全員で、手分けしながら、会場の準備に取り掛かりました。

①当日は、朝から、すっきりとした「青空」が見え、スタッフ全員(運営委員12人)は、元気いっぱい会場の準備に取り掛かりました。

会場の準備の様子

②「ジャンボ・ボール・プール」の敷設については、「石舞台」の上に、セットして送風機等を固定し、エアー送りを開始しました。また「ハンドル自転車」(6台)と「動物自転車」(3台)についても「石舞台」の上に、セットして、安全のために、周囲を角材で固定して、その中で遊べるように準備しました。ところが、ボールプールをセットするや否や親子連れの子供たちがどっと押し寄せて楽しい一日が始まりました

ジャンボ・ボール・プールで遊ぶ子供の要素

③一方、今回のテント敷設については、四張りを準備し、それぞれの担当者が敷設し「ふわふわロケットづくり」のほか「水あめ屋さん」と「ソースせんべい屋さん」「ここちゃん焼き」の4つの作業を行って準備を進めました。また、今回は、両日共に、先着順「100名様」の子供たちに「おもちゃのプレゼント」や「大人用の教育本」をプレゼントするめに、全戸配布用のチラシをつくって配布しました関係で、テント前にいっぱいの行列が出来ました。

水あめ屋さんの様子

④また、お父さんやお母さんおよび子供たちを対象にした「青空教室」や「アンケート調査」を実施するめために資料の配布準備も進めました。なお、初日目は、石舞台上にある「電源ボックス」のフタが故障のために、すべての準備が終了したのは、午前10時30分頃でした。

青空教室の様子

⑤今回は、チラシの全戸配布の効果もあって、工作物教室前(プレゼント品贈呈前)には、午前10時頃から行列が出来、親子連れの人達が駆けつけてくれました。その後も、順次、子供たちが来園し、当日は、大いに賑わいとなりました。
また、前回同様、ジャンボ・ボール・プールには、入りきれないほど、満杯となり、お昼前には、スタッフも食事が取れないほどで、嬉しい入園状態となりました。

工作物教室

⑥一方、工作物教室は、ふわふわロケットづくりや、紙飛行機づくり等も、例年同様に、お子達とお父さん・お母さんも一緒になって「簡単な工作」を楽しむと共に、出来上がった飛行機やロケットを飛ばしながら親子で楽しむ「ふれあい」の喜び風景は格別でした。また、今回は、「積み木遊び」や「着せ替え遊び」ほか「鉄琴たたき」等の新しい親子のふれあい遊具も追加しましたので、親子で、一緒に絵を描いたりして、楽しいひと時を過ごしていました。

サンタ村の様子

⑦また、両日に亘って実施した青空教室では、集まってくれたお父さんお母さん等を対象に「毎日を感謝の心で生活しよう」「迷惑を掛けない生き方をしよう」「役に立つ人間になろう」等について「NPO法人独自で作成した資料」(別紙参照)を手渡して説明し、その言葉の意味と実践法について理解を深めてもらいました。

青空教室

⑧アンケート調査は、主に青空教室を開催中に、一人ひとりに資料を手渡しながら、協力をお願いし、何とか150人程度の集約が出来ました。ご両親やお母さんから、今日は有難うございましたと、お帰りの際に、お言葉を多数頂きました点や、また、来年もやってほしいという言われながらお帰りになったお父さんたちの感謝の言葉から推察しますと、今後ともこのような子育て支援に繋がる福祉活動は、継続していくことが大切であるという結論となりました。

青空教室の資料

⑨10/24日は、午後の部に入ると、曇り空となり、入場者数もやや減少してきましたが、ジャンボ・ボール・プールだけは、雨が降りだしても、子供達は、最後まで「大賑わい」でした。

サンタ村の様子

⑩なお、10/24日の午後からは、「フットサル教室」を予定していましたが、残念ながら、雨天となりましたので、今回は中止としました。

⑪また、添付資料は、別紙①②ほかチラシ及びアンケート結果等を参考までに同封しています。

⑫以上のとおり、平成22年度の児童遊園地(子育て支援事業=サンタ村)の開設は、成功裏に終了することが出来ました。運営委員全員が、このような子育て支援に繋がる福祉活動は、極めて有効であるとの評価でした。これひとえに、独立行政法人 福祉医療機構様(東京都内)のお陰であります。心からの御礼を申し上げ報告とさせて頂きます。有難うございました。
以上

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